2021年1月26日火曜日

新カテゴリー「COLUMN」追加のお知らせ。

 この度、ブログ内の新カテゴリーとして、「COLUMN」を追加しました。今後は、イベントレポートとか、更新のお知らせとかを「COLUMN」に追加していこうと考えております。

 恥ずかしながら、イベントレポートや雑記などは、自分の中では駄文だと思っているので、大々的には案内していない隠し記事みたいなものだったのですが、こんなブログやYoutubeチャンネルでも続けて約10年。

 トイガンの歴史の一端に触れてきた自分しか知らないことがあったりして、それが他の人の約に立つこともあるかなと思うに至りました。

 2020年は新型コロナウィルスの影響で、自分が例年のように足を運んでいたトイガン関係のイベントは開催されなかったり、WA本山に足を運ばなかったりしていますが、今後も不定期にトイガンと戯れていきたいと思っています。

 末筆ながら、ブログやYoutubeに遊びに来てださる皆様のトイガンライフの充実と、ご健勝をお祈り申し上げます。

2021年1月1日金曜日

[初心者向け]国内の主要ガスブローバック・エアハンドガンメーカー5社の解説・まとめ。

 折角年末年始にブログを開いて更新したので、ついでにトイガン・エアガン初心者向けに、国内の主要ガスブローバック・エアハンドガンメーカー5社を自分なりに解説し、まとめてみました。

 また、自分が個人的に各メーカーを掘り下げて考察するのは、これが初めてのことなので、そこら編も楽しんでもらえればと思います。

KSC


このブログをご覧いただくと分かると思いますが、自分が一番集めているメーカーです。値段と仕上げのバランスが優れている他、モデルガンとしての鑑賞に耐えられる細部の再現度などが魅力です。

KSCでは、他メーカーには見受けられない、多国籍の実銃をモデルにした豊富なバリエーションを誇り、一部製品はHW(ヘビーウェイト)仕様となっています。数ある同社のシリーズの中でも、STIシリーズは、米国のSTI社と正式に契約を交わし、グリップの供給を受けています。

ガスブローバックエアガンの他、電動ガンや競技銃、モデルガンも製造しています。ただし、モデルガンに関しては、現在はほぼ生産終了状態で、極稀に再生産がかかったりしますが、そちらは期待薄です。

  • 価格帯:2~3万円がメイン。
  • 長 所:価格と品質のバランスが良いと思ってる。限定生産品の希少価値が高い。パーティングライン(接跡等)が皆無。
  • 短 所:初期ロットは、不良品があったりする印象。ベレッタ製品の刻印は、大半がオリジナル。

WA(ウェスタンアームズ)

このブログで扱っている2大メーカーのうちの一つ。

大きく分けてガバメント(クローン含む)とイタリアのベレッタ社の銃、そしてM4を扱うガスブローバックエアガンのメーカーです。

ほぼ全製品に高重量のHW(ヘビーウェイト)素材を採用し、鉄肌感を感じさせる多彩な仕上げに加え、マグナブローバックという安定性に優れたブローバックエンジンを備えているのが魅力です。

また、国内メーカーでは、唯一現在もイタリアのベレッタ社と正式に契約しているため、ベレッタ刻印に拘る人には、WA(ウェスタンアームズ)製品がおすすめです。

高価な素材や仕上げを採用している分、値段は高めなので、3~10%位の楽天ポイントが付く楽天の公式で買うのがおすすめです。

  • 価格帯:3~5万円が主要価格帯。
  • 長 所:ほぼ全製品実銃に迫るHW(ヘビーウェイト)仕様。HW仕様のスライドを安定して動かすマグナブローバック。多彩な仕上げ。パーティングライン(接跡等)が無い。ベレッタ社正式刻印。限定生産品の希少価値が高い。売却時の価値は高め。
  • 短 所:たまに変なカスタム仕様のモデルがある。ベレッタのファイアリングピンとハンマー周りの設計が古い。他メーカーに比べ価格は高め(ただし、良い物に関しては、価値は十二分に有ると思っています)。実店舗は、東京の渋谷のみ。

マルシン工業

カートリッジ式ガスリボルバーを初め、8mmBB弾や、CO2カートリッジを採用するなど、他メーカーには無い、独自仕様が魅力のメーカーです。

アメリカのコルト社やS&W社とライセンス契約しており、リボルバーの再現度は、カートリッジ式リボルバーのエアガンの再現度は、業界一かと思われます。

その他にも、ショットガンや、小型小銃などのマニアックなモデルも製造している他、モデルガンも製造している数少ないメーカーでもあります。

  • 価格帯:1万5千円~3万円がメイン。
  • 長 所:カートリッジ式リボルバーの再現度が高い。メーカー独自のラインナップや、仕様などの個性が強い。
  • 短 所:メーカー独自の仕様のカートリッジやBB弾は、他メーカーのものと共用できない。パーティングラインの仕上げは、今ひとつ。

東京マルイ

 業界内で屈指の安さと安定性を誇り、圧倒的な普及率と知名度で、おそらく国内No.1のメーカー。3,000円台から買える安価なエアコッキングから、大人でも楽しめるガスブローバック、電動ブローバックを製造しています。

 近代銃から、王道とも言える名銃まで、幅広い年代の幅広い製品をモデルアップし、定期的にイベントで新製品や、コラボの告知をするなど広報にも注力し、注目を集めています。

 その他、東京マルイ製品ならではの特徴として、社外で制作・販売されているパーツも多く、カスタマイズも楽しめます。

  • 価格帯:1万5千円~2万円がメイン。限定品等は、3万超えの場合もあり。
  • 長 所:安い。取扱店が多いので、店舗で試したり、入手しやすい。壊れても替えが利くので、サバイバルゲームでの使用に適している。社外製パーツが多い。
  • 短 所:パーティングライン(接跡等)や、外観の仕上がりが粗い製品が多い。多くの製品でファイアリングピン周りの再現度が低い。HW(ヘビーウェイト)仕様が無いので軽い(カスタムすると高い)。ベレッタ製品の刻印は、オリジナル。量産されているため、使い古したモデルの希少価値は皆無(=買取価格は雀の涙)。

MARUZEN(マルゼン)

ドイツのワルサー社と正式契約し、日本では有名なワルサーP38などを製造しているメーカーです。その他、ショットガンや、APS(競技)用銃の製造も行っています。

ただし、ここ10年近くは、新製品は記念碑(何周年)的なものしか製造していないかと記憶しています。

  • 価格帯:1万3千円~2万円前後が主な価格帯。
  • 長 所:ワルサー社のエアガンといえば、マルゼン一択。
  • 短 所:バリエーション、商品数が少ない。新商品は殆ど出ないので、設計が古いものが多い。

まとめ

今は昔と違って、ホップアップの調整方法などは違えど、実射性能の差は昔ほど大きなものではないので、自分の好きな銃があるメーカーを選べぶのが一番良いでしょう。

また、メーカー毎に特徴的なシステム(特にマルシン)や、表面仕上げの仕様(主に)などがあるので、そこら辺も好みが分かれるところですね。